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明日から

レティgif
新しい仕事に行ってきます。
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ツイッターの妖怪つぶやきまとめ⑧

今日は狸シリーズ。佐渡と徳島を初めとする四国は狸王国なのはみんな知ってるよね!(ニコォ
徳島は怪異は何でも狸のせいにするらしいが、徳島の知り合いに聞いてみたら半分本当だったよ!


○妖怪つぶやき066 狸憑き 憑き物妖怪
狸が憑くのは全国的に言われるが、特に徳島を中心とした四国に多い。
症状は人により様々で、原因不明の病気、憂鬱になる、饒舌になる、暴力的になる、色ボケになる、悪食をする、大食など常軌を逸した行動を取るようになる。
ならば今の世そんな行動をとる人が多いのは狸が憑いてるんだろうな。

○妖怪つぶやき067 隠神刑部狸(いぬがみぎょうぶだぬき) 愛媛狸妖怪
愛媛でいう親分狸。四国八百八家の子分を従える。某平成狸合戦にも出ているが、死んでしまう。
九万山に住み着き、松山城の守護神として崇められてたが、お家騒動の時に封じられてしまう。
後に開放され、その場所はお堂となっている。

○妖怪つぶやき068 金長狸 徳島狸妖怪
徳島でいう化け狸。六右衛門狸という親分の元で修業をしていたが、ふとしたことで親分の怒りを買い、それをきっかけに徳島の狸は二派に分かれて大戦争をした。
結果的に金長狸側が勝つが、傷が深かったために亡くなってしまう。後に金長大明神として祀られる。こちらもぽんぽこに子孫が出ている。

○妖怪つぶやき069 屋島の禿狸 香川狸妖怪
香川でいう化け狸。太三郎狸とも、こちらも平成狸ry。昔、平家の大将が矢傷で死にかけていた夫婦の狸を助けた。狸は恩義を感じて代々平家の守護を誓った。
こちらはその子孫だという。平家が滅亡してからは屋島に戻って守護神となり、300の眷族を従えるようになった。しかし、最後は猟師に撃たれてしまい、その後は徳島に移る。

○妖怪つぶやき070 風狸(ふうり) 飛行狸妖怪
鳥山石燕の絵にある狸の妖怪。狸か川獺ぐらいの大きさで、目が赤く尾は短い、色は青黄で黒っぽく、豹のような文様がある。
昼は動かず、夜に風に乗って飛びまわる。打ち叩くとたちまち死ぬが、口に風を受けると生き返る。基本不死身だが、石菖蒲で鼻を塞げば死ぬという。
東南アジアのヒヨケザルがモデルとも。

ちなみに、狸は狐より化けるのが上手いとされる。狐は人を惑わすために化けるが、狸は人を馬鹿にするために化けるという。

ツイッターの妖怪つぶやき⑦

本日は5体だけね。地霊や神霊についてもあるので、神霊廟プレイ前に見てたりするとありがたいね。

○妖怪つぶやき061 ノウマ モノアイ人食い妖怪
島根県に伝わる妖怪。漢字で書くと「野馬」。
一つ目の妖怪で夜に一人歩きしている人間を見つけると突然現れてその人を食べてしまう。
水木先生は伝承地方に古い神楽などが残されているため、かなり古い妖怪ではないかと推測している。

○妖怪つぶやき062 五徳猫 火起こし妖怪
五徳をかぶった猫の妖怪。二又尻尾を持ち、火吹き竹で囲炉裏で火を起こす。
鳥山石燕が土佐光信が描いた百機妖怪絵巻にいた同様の妖怪をモデルとしたとされる。
鬼太郎アニメでは3期と4期に登場。3期と4期では全く設定が違う。

○妖怪つぶやき063 七本鮫 龍人使い妖怪
愛知、三重に伝わる妖怪。愛知では龍神の使いとされ、これがくる日は海で泳いではいけないとされる。
三重では「おさごい日」という祭日に現れ、昔これを1匹捕えたために流行病が蔓延したとされる。

○妖怪つぶやき064 地霊 地に住む霊
地中にいる霊。水木先生の著作「木槌の誘い」では「生物ってのは大地から生まれた、従って地霊というのもいる。」と記述がある。
つまりは人間の霊や動物霊ではなく、大地から直接生まれた霊なのだろうか。非常に興味深い霊である。
ちなみに、この本は稲生物怪録のことも載ってるので興味があれば購入してみては如何だろうか。
あと、地霊殿に出てくる霊はこれとは別もの。

○妖怪つぶやき065 神霊 位の高い霊
霊の世界でも上級なもので、実は妖怪より位が高い(というより妖怪がかなり低い)と水木先生の「木槌の誘い」には書いてある。
神霊廟バックストーリーでは非常に強い人間の欲や想い、恐怖、感情が霊体として出たものとある。
求聞史紀にも記述はある。…が、神霊廟とは違い、水木先生のものに近い。とにかく、芳香に簡単に食べられるような霊ではないのだ。

ちょっとやってみたかったんよ

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芳香のgifとか作ってみたいなぁ

ツイッターの妖怪つぶやきまとめその⑥

○妖怪つぶやき051 ジンベイサマ 大量妖怪
宮城県の妖怪。首から尾が分らないほど大きなもので、船の下に潜って船を持ち上げることもある。これが現れると、カツオが大量になるという。
また別の書物では、「あやかし」のように細長くて船を跨いで油を落としていくという。
名前からしてジンベイザメのことかと思われるが、こちらは細長くはない。
またこれも水木先生の絵は無い。

○妖怪つぶやき052 コロビ まとわり妖怪
島根県の妖怪。夜道で人の足元にまとわりつくすねこすりタイプの妖怪。
すねこすりが伝わる岡山県でも別地方でこれが伝わっており、コロビッチと呼ばれている。ちょっと名前が酷い。
これも水木先生の絵は無い。

○妖怪つぶやき053 絵馬の精 神降臨妖怪
浅草で医者をやっている男がいたが、本業片手間に絵馬の研究をしていた。ある時に出先で雨に会い、ある堂で雨宿りしていると、一人の老人が現れて絵馬の制作上の秘法を伝授してくれた。
他にも絵馬の中の人が出てきて宴をしていた話もある。私にも創作の神が来てほしいところである。

○妖怪つぶやき054 波山(ばさん) 火吹き鶏妖怪
火を吹く鶏のような怪鳥。ヒザマと若干キャラが被ってる。吐く炎は燃え移ったりすることはなく、普段は竹藪に住んでおり、時々人前に現れてはバサバサと羽根を羽ばたかせる。
実在の鳥、「ヒクイドリ」がモデルとも。

○妖怪つぶやき055 センポクカンポク 水先案内人がま妖怪
富山県の妖怪。人間のような顔を持つ大きなヒキガエルの妖怪。人面オタマからヒキガエルになった某ポケモンは関係ない。
死者の霊魂の番をする妖怪で、墓場まで案内したりする。ちなみに、この単語でgoogle画像検索をすると、私の描いた雷パンチレティが掛る。

○妖怪つぶやき056 血塊 マタニティ殺し妖怪
埼玉県、神奈川県、長野県に伝わる妖怪。牛に似た顔の毛むくじゃらの怪物。
お産の際に生まれ、これが家の縁の下に潜り込むと、産婦の命が危ないという。そのため、出産時には縁に屏風を立てて潜りこめないようにした。
医学の発達していない昔のお産は危険なもので、奇形児が妖怪視されることもあった。

○妖怪つぶやき057 送り雀 チチチチ妖怪
和歌山県、奈良県の妖怪。夜の山道を歩いていると、チチチチと鳴いて飛びまわる。
和歌山ではこれが鳴くと狼や送り狼が出るとされていたため、注意を払った。
ちなみに、夜雀の近縁種である。

○妖怪つぶやき058 夜雀 チンチン妖怪
ついでに紹介。みすちーのおかげで比較的メジャーになった妖怪。
高知、愛媛、和歌山県に出る妖怪。山道を歩いていると、チッチッ、チンチンと鳴いて付いてくる。
その鳴き声は高知では不吉なもの、愛媛では山犬の前触れ、そして和歌山では魔物から守ってくれる(!?)とされる。
ちなみに、チンチン鳴くのは和歌山の奴。
実は高知の一部ではこれを蛾であるとしている(今日初めて知った)。

○妖怪つぶやき059 精霊風(しょうろかぜ) 悪い風妖怪
長崎県五島地方に伝わる怪異。盆の16日朝に吹く風で、これに当たると病気になるため、これが吹く時は墓地などには行かないという。
以前紹介した鞭などように風の妖怪は案外多い。もうすぐシーズンですね。

○妖怪つぶやき060 樹木子(じゅぼっこ) 吸血木妖怪
多くの死者が出た戦場跡などに出る妖木。見た目は普通の木だが血に飢えており、近くを人が通りかかると枝が伸びて人を捕まえる。
古文書などに記述は無いため創作妖怪とされている。水木先生の作品によく見られるが、水木先生自体がどの妖怪が創作であるかなどは明確にしておらず、はっきりしていない。
また、鬼太郎内では、のびあがりが出す吸血木や吸血樹など吸血する木の妖怪が多く出る。

ポケモン立体図鑑BWのバグ

気付いたら自分の3DSもバグってました。

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ポケモン立体図鑑BW プレイ時間4000越え

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明らかにおかしいプレイ時間

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どうやら7月17日からおかしくなってるようです。この日何か更新かダウソしたっけ…?

電源を切っても他のソフトを起動しても直らず、おまけに他のソフトのプレイ時間は記録されません。
プレイ時間などに拘らなければ問題は無いバグですが、結構プレイ時間とか確認するほうですのでちょっと困ります。
修正プログラム来るのかなぁー

原稿描いてたら何かできた

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なにこれうざいwww ちなみにこれ天子です。

ツイッターの妖怪つぶやきまとめその⑤

そろそろ原稿しないとマズいんじゃないですか、サラマンさん。
もはやポケモン図鑑意識の影も形も無いですが、続けましょう。

○妖怪つぶやき041 ハンザキの怪異 大山椒魚妖怪
ハンザキとは中国地方でいうオオサンショウウオのことである。
この巨大なものが現われて害をなしたのが岡山県などに伝わっている。
岡山県にはハンザキ大明神という祠があり、昔大暴れしたハンザキを祀っている。
かつて、このハンザキを退治した若者がいたが、後に一家全員祟りで死んでしまったためにこの祠が作られた。
オオサンショウウオは俺も大好きな生物である。

○妖怪つぶやき042 ヒザマ 鶏邪神妖怪
鹿児島県奄美地方沖永良部島でいう怪火。鶏のような姿をした邪神。きっとキジ科キジ目。
火事の原因とされ恐れられている。よって、この辺りでは鶏は飼わなかったそうだ。
ヒザマは空の瓶や桶に宿るとされ、阻止するために常に水を張っていた。もし家に憑いたら巫女による祈祷で追い出したという。
鶏の妖怪はそれなりにあるが、キジの妖怪は青鷺の火ぐらいしかない。

○妖怪つぶやき043 清姫 執着妖怪
和歌山県御坊市の有名な昔話、安珍清姫の話の清姫だが、あまりの変貌っぷりに妖怪扱いされてしまった。
山伏の安珍が毎年熊野詣へ参拝する途中に宿を取る家があった。そこの娘に冗談半分で戯言を言ったら本気で受け止められてしまい、付きまとわれることに。
振り切って道成寺にかくまってもらうも、娘は大蛇へと変貌し安珍の隠れた鐘に巻き付き燃やしつくしてしまった。

○妖怪つぶやき044 出世螺(しゅっせほら) 貝龍妖怪
法螺貝は山に三千年、里に三千年、海に三千年いると龍になるという。達成条件が厳し過ぎる。
法螺貝が成長して龍になるのは民間伝承でよく言われているが、当然ながら人間は九千年も生きれないため見た人はおらず、こういう話を言う人を「法螺を吹く」なんて言うようになったそうだ。
出世法螺自体は嵐の時に山から飛んでいくそうだが、これは蛟であるという話もある。

○妖怪つぶやき045 頬撫で ほほフェチ妖怪
山梨県の怪異。暗い小道を通ると、青白い手が表れて頬を撫でるというもの。
同じようなものが、長野、宮城にも伝わっている。
水木先生の妖怪絵だと少女が薄に扮した頬撫でに撫でられる絵となっており、どことなくエロい。

○妖怪つぶやき046 タンコロリン 変態柿妖怪宮城県の妖怪で、老いた柿の木が化けた妖怪。柿の実を採らずに放置しておくと出る。
五期鬼太郎の妖怪四十七士宮城県代表で、その顔のいい男っぷりはやはり阿部さん方面でネタになった。
しかし、元のほうも大概変態で、人に化けては寺の小僧に自分の糞を食わせたり、女性に尻をほじって嘗めさせたりしている。
まあ、柿なので結果としては美味しかったというが。

○妖怪つぶやき047 夜道怪 人攫い妖怪
埼玉県の妖怪。子供を連れさらう妖怪とされている。
元々は旅の途中で宿を借りる法師・高野聖のこととされる。中には善人を法力(笑)で脅かす者もいたためこの妖怪が生まれた。
そして高野聖が現れなくなってからは単に子供を脅かす妖怪として認識されるようになった。
五期鬼太郎の妖怪四十七士の埼玉県代表。影を操るため、かなり戦闘力がある。

○妖怪つぶやき048 吹消婆(ふきけしばば) 肺活量妖怪
火消婆とも、家の中の提灯や行燈の火を消してしまう分りやすいお婆さん。
妖怪絵師、鳥山石燕の創作妖怪の可能性が高いが、東北に出たという話も。秋田県で祝い事の後に火を消そうとすると吹き消し婆が全ての火を消したという。
ちなみに、私は「ふっ消し婆」という呼び名のほうがしっくりくる。
4期鬼太郎では美人に変身して登場したり、姥ヶ火とタイマン張ったりしている。

○妖怪つぶやき049 死人憑 これは死人憑ですか?妖怪
和製ゾンビ。鳥取県のとある村で、百姓が患って亡くなった。僧が来るのを待っていると、死んだはずの百姓が立ちあがった。
家人数人で取り押さえようにも力が強く、男数人を引きずりまわすほど。その後も百姓は飲み食いし、一日中眠ることもなく、しかも夏であったために体が腐敗してきた。
おまけに祈祷をしても全く効果がなかったため、家人は百姓と閉じ込め、他の家へ移った。翌日、百姓が動かなくなったので慌てて葬儀を済ませたという。

○妖怪つぶやき050 井守の怪 イモリ妖怪
サンショウウオがあればイモリも怪を成す。佐渡で荒地(堀付き)を手に入れた儀左衛門という長者が、家族や下働きの者とそこに住んだが、
娘が病気になり、妾(!?)も化け物に襲われるようになった。それを聞いた郷士が化け物を撃退したあと、泥臭かったことに気付き堀の中を探すと1.8mの井守が6匹出てきたという。

ツイッターの妖怪つぶやきまとめその④

ちなみに、参考文献は各種Wiki、角川書店 村上健司著 日本妖怪大辞典です。
また余裕あれば水木しげる先生の妖鬼化も読み漁りたいですね。結構読み漁ってますけど。

○妖怪つぶやき031  しなる風妖怪
高知県での怪異。田の上を鞭を振り回すような音を立てて強く吹く風のことをいう。これに当たると病気になる。
また、別の地方では、牛に憑くものとされ、これが牛の近くを通る際、牛の目隠しをしないと取り殺されてしまうという。
また別の地方では皮膚に鋭い刃物で切りつけたような跡ができるなど、鎌鼬のような内容が伝わっている。

○妖怪つぶやき032  予言妖怪
中国、四国、九州で言われる怪異で、体は牛、顔は人間という姿の妖怪。生まれてすぐに予言をし、すぐに死んでしまう畜産農家泣かせ。
予言の内容は災害、疫病の流行など、社会に異変がある時に現れ、その予言は外れることがない。
ちなみに、件はかつて天保7年や第二次世界大戦中に予言をしたそうだ。また、件の絵が描かれた瓦版は魔除けとなるそうだ。
ネット上ではよく地震を予言する人が出てくるが、地震が予言できたら科学なんていらないだろう。

○妖怪つぶやき033 嘗女 ぺろぺろ妖怪
徳島県にいた富豪の娘。猫の舌のようなざらざらした舌を持っており、猫娘とも呼ばれたそうだ。
男の全身を嘗める奇妙な癖を持つため、なかなか縁談がまとまらなかった。美しい娘だそうだが、今なら受け入れてくれる人は一人はいるはず。
妖怪というよりは奇人の類である。ペロリスト界のカリスマ。お姉ちゃんぺろぺろ

○妖怪つぶやき034 蚊帳吊り狸 夏の風物詩妖怪
徳島県に伝わる妖怪。徳島は狸の怪が多い。
夜間、寂しい道を歩いていると、目の前に蚊帳が吊ってあり、捲くってみると、また蚊帳があるという無限ループ。
そして戻り道にも蚊帳が吊ってあり、夜明けまで出ることができないというもの。
丹田に力を入れて進めば36枚目には出られるという。これは狸の仕業だとされている。

○妖怪つぶやき035 ヤナ 掘りの主妖怪
埼玉県に伝わる妖怪。川越城の外掘りの主らしく、敵兵が攻めてきた時は霧を吹いて雲を起こし、魔風を吹かせて四方を暗夜のようにしてしまう。
さらには洪水を起こして敵兵の方向感覚を狂わせてしまう。城を立てた者はこれを防衛に利用していたらしいが、昔のセコムはハンパなかったようである。

○妖怪つぶやき036 蒙古高句麗(モクリコクリ) イタチもどき霊妖怪
和歌山県に伝わる妖怪。3月3日は山に、5月5日は海に現れ、麦畑では人の形となって背丈が高く低くなる。
場所によってはイタチのようなものだとも言い、夜の麦畑で人の尻を抜くという。アッー!海の上では海月になる。
これは蒙古襲来時に水死した人の霊だともいう。蒙古ってここまで来たのかな。

○妖怪つぶやき037 影女 気配妖怪
物の怪のいる家で、月夜に照らされた女性の影が障子などに映るもの。
山形県では、友人と二人で家で飲み明かそうとした者が、その家の近くまで来ると、一人の若い女性が見えた。
さらにその後酒を飲み交わしていると障子に影が映った。これが影女である。
ちなみにこの後、庭にも女性の姿が現れたが、家の中には入ってこなかったという。

○妖怪つぶやき038 板鬼 薄い妖怪
今昔物語集にあるもの。ある夜、話をしながら宿直をしていた二人の侍が東の建物の上に怪しい板が突き出ているのを見つけた。
すると、板はひらひらと飛んでこちらに向かってきた、斬りつけようと身構えていたが、板は格子の隙間から他の侍が寝ている部屋へ。
呻き声が聞こえてきたので駆けつけると、寝ている侍が皆押しつぶされるように死んでいたという。

○妖怪つぶやき039 青鷺の火 発光鳥妖怪
夜間に青鷺などの体が青白く光って見えるものをいう。五位鷺、雉、鴨などの鳥も光るとされる。
目撃談は多く、元々山鳥は夜に飛ぶ時に羽が光るとされていたという。これも釣瓶火と同じくバクテリア説や白い羽が光って見えたなどの説が有力。
雉が光るのは見てみたいNE。

○妖怪つぶやき040 音霊 怨念音妖怪
曾我兄弟という兄弟が殺された後に怨霊となり富士の裾野にとどまり、名乗り声や鯨波(とき)の声、合戦の物音をたてたというもので、
これを聞いたものは絶命するか、気が触れるという。ようぎやう上人がねんごろに弔ったところ、ようやく怪異は収まったという。

ツイッターの妖怪つぶやきまとめその③

本日は怪火シリーズ

○ 妖怪つぶやき021 狸火 ハイレベル怪火 
狐火があれば、狸火もある。実は狐より狸のほうが、化けるのは上手いとされる。
狐火はただの怪火だが、狸火はレベルが高く、兵庫県では怪火の癖に人の形をして、牛を牽いて火を携えてるという。
狸火を知らない者が、煙草で一服するのにその火を借りて世間話をしていたというから驚きである。
それだけで害は為さず、雨夜に出たという。なんとも滑稽な火である。私も世間話をしてみたいでござる。

○妖怪つぶやき022 たくろう火 並び怪火 
瀬戸内海に出る火。二つの火が並んで表れることから比べ火とも。
広島県の伝承では、非業の死を遂げた女性二人が石となり、その霊がたくろう火になったとも。
妖怪としてはかなり古いタイプに入る。水木先生の絵にはおぞましい顔の火が3匹描かれている。
ちなみに、googleで画像検索すると、pixivにあげた俺の絵がかかる。

○妖怪つぶやき023 化け火 人型怪火
滋賀県に伝わる怪火。小雨の夜、湖の湖畔から小さな火として出現し、徐々に大きくなりながら山のほうへと移動する。
この火の玉の中には人の顔が見えたり、さらには二人の人間の上半身が相撲をとってるような姿になるという。
かつて、力自慢の男が、この化け火に挑みかかったが、逆に10mも投げ飛ばされてしまった。
実態が無さそうなのに力持ちとは、不思議なものである。
ちなみに、水木先生の化け火の絵は2種類ある。
アニメ3期での炎の妖怪五人衆の一匹。

○妖怪つぶやき024 天火 転がり怪火
愛知、岐阜、佐賀、熊本に伝わる怪火。愛知では、夜中に自分の行く手が明るくなるものをいう。
岐阜では、夕方に大きな音を立ててそらを飛ぶものだという。佐賀では、表れると天気が良くなり、家に入ると病人が出るという。
熊本では、空より落ちてきて、屋根に乗ると火事になるという。
地に落ちると転々としてどこに行くか分らないため、村人は念仏を唱えながら追い出すという。天火というか、転火である。
アニメ3期での炎の妖怪五人衆の一匹。

○妖怪つぶやき025 ジャンジャン火 怪音怪火
奈良県に出る怪火。ジャンジャンと音を立てて飛ぶ。県内各地によって微妙に性質が違い、心中した男女が二つの火になったものだったり、
眺めてるとこっちに飛んできたり、雨の降りそうな夜にホイホイと城跡に呼ぶと出現したり、見た者は2~3日高熱にうなされるともされる。
何故か怪火は雨の夜が好きなようだ。良かったのかい?ホイホイ呼んじゃって。

○妖怪つぶやき026 姥ヶ火 老婆怪火
大阪府に伝わる怪火で、これまた雨の夜に出る。神社の灯油を盗んだ老婆が死後この火に化けるという。
また、別の書物では、人買いの老婆が死後に化けたとも。ともかく、何かしら罪を犯した老婆が化けるものらしい。
人前に落ちてきたこともあり、鶏の形をしていたそうだ。アニメ鬼太郎では3期では味方だったが、4期では敵サイドだった。
アニメ3期での炎の妖怪五人衆の一匹。

○妖怪つぶやき027 釣瓶火 ぶら下がり怪火
木などからぶら下がる怪火。火は木に燃え移らず、火には人間や動物の顔が見えることもあるという。
ゲゲゲの鬼太郎では比較的出番が多いため、意外と知名度は高い。
樹木についた菌類や腐葉土で育ったバクテリアの発光現象ではないかという説もある。
余談だが、キスメの能力はこれが関係しているのではないかと思う。
アニメ3期での炎の妖怪五人衆の一匹。

○妖怪つぶやき028 海月の火玉 海月怪火
石川県に伝わる怪火…なのかな。ある侍が目の前に出てきた火の玉を切りつけたところ、火の玉は二手に分れて侍の顔に引っ付いた。
その感触は糊を顔に被せたようだったという。その後、土地の古老に訪ねてみると「それは海月が風に乗って彷徨ったのだろう」と言われた。
火の玉というよりは海月そのものっぽいが、発光してたのだからただの海月ではなかったのだろう。クラゲの仲間ではないが、ウリクラゲなどは無色透明で(反射でだが)発光する。
アニメ3期での炎の妖怪五人衆の一匹。

○妖怪つぶやき029 蜘蛛火 アシダカ怪火
また奈良県に伝わる怪火。数百の蜘蛛が一塊の火となって空を飛ぶものである。蜘蛛が苦手な人にとってはまさに地獄であろう。
しかも、これに当たると死んでしまうというから困りもの。岡山県にも、クモの仕業による怪火の話が伝わっている。
ヤマメちゃんは出すことができるのだろうか。

○妖怪つぶやき030 悪路神の火 酷道フェチ怪火
三重県に伝わる怪火。道幅が狭く、山蛭が多く出るような悪路に、やはり雨の夜に多く出現したという火。
これに出会った場合、すぐに逃げ出すと、火が近づいてきてたちまち病気になってしまう。
身を縮めて俯いていると、火は何事も無く通り過ぎるという。

ツイッターの妖怪つぶやきまとめその②

○妖怪つぶやき011 一声呼び 声かけ妖怪
一声叫びとも、岐阜県の山間部にて伝わる怪異、むしろ民間信仰。
山中で妖怪が人に呼び掛ける時は一声しか声をかけないと言われるもので、このため山中で人を呼ぶ時は二声続けて呼ばなければならないというもの。
同じようなものが樺太にもあり、「カヨーオヤシ」(人呼びおばけ)と言われる。
こちらは呼ばれた方向に行くと命が危ないという。アイヌにも伝わっているが、こちらは名前はないそうだ。
水木先生の絵では真っ黒いひし形のなんともいえないフォルムの妖怪が登場している。

○妖怪つぶやき012 ビジンサマ 山神っぽい妖怪
長野県の蓼科山(たてしなやま)に住む、山の神の類。これが通る日は、山仕事を休まなければならない。
黒雲に包まれた両手で抱えられないぐらいの大きさの丸い玉で、赤と青のビラビラが下がっている。
木の唸る音を立てて通るなど、具体的な話が残っている。私も是非見てみたい。

○妖怪つぶやき013 火取魔 火喰い妖怪
石川県に伝わる怪異。蟋蟀橋近くを通ると、提灯の火がスーッと小さくなり、そこを離れるとまた火が大きくなる。
要は火を吸い取る妖怪。鬼太郎5期アニメでは電気エネルギーをも吸い取り、巨大化した。
しかし、青坊主が古今から用意した冷えピt…じゃなかった、お札で封印される。

○妖怪つぶやき014 べとべとさん ストーカー妖怪
みんな大好き、べとべとさん。日本の音の怪の代表的存在。しかしストーカー。
奈良県などに登場する。夜道を歩いていると、後ろから誰かがつけてくる音がする。
道の端に寄って「べとべとさん、先へおこし」と言うと足音は消える。
消えなかったら即通報。ストーカーの皆さんは空気を読んでその場を離れましょう。
この妖怪がここまで人気者になったのはやはり水木御大の力が大きい。おかげで、水木しげるロードのべとべとさんのブロンズ像の口の中はお賽銭でいっぱい。

○妖怪つぶやき015 槌の子 UMA妖怪
日本では知らない人はいないUMA。しかし、実はかなり古くからいる妖怪。その古さは1807年の書物が語っている。
小雨の降る夜にコロコロと転がる黒い槌のようなものがあり、こちらを見てカカッと笑って雷のような音を出して消えたという。
これを見たものは必ず毒気に当たって病んでしまう。全国的にいるが、ツチノコ探しなんて止めたほうがいいだろう。

○妖怪つぶやき016 さがり 馬首妖怪
岡山県に伝わる妖怪。榎の木から馬の首が下がる。さらにヒンヒーンと鳴く。
同じようなものが熊本にもあり、こちらは見ると熱病を患う。
水木先生デザインの妖怪の中ではかなり洗練されたデザインをしており、密かな人気がある。

○妖怪つぶやき017 幽霊毛虫 ショタ好き妖怪
激しい恨みや執着を持って死んだ者が、毛虫になって化けて出てくるもの。
一例として、昔、奈良の元興寺にいた僧が、ある少年に恋をし、叶わぬまま苦しんで死んでしまうと、
死後に大量の毛虫となって少年の家に表れたという、迷惑極まりない話がある。
普通に毛虫が嫌いなので、私が一番苦手なタイプの、妖怪。毛虫の他に、蝶やカメムシとなることも。

○妖怪つぶやき018 シマーブー 漫画家…ではなく、通せんぼ妖怪
鹿児島県奄美諸島の喜界島にて伝わる妖怪。夜歩いていると、突然枝を広げた木のようなものが出てきて、
通行を妨げる、ぬりかべタイプの妖怪。
トリコの作者は、関係ない。

○妖怪つぶやき019 カタキラウヮ 股くぐり妖怪
鹿児島県奄美大島でいう妖怪。漢字では肩耳豚と表記する。影の無い子豚の形をしたもので、しきりに人の股を潜ろうとする。
股下を通過されると、死ぬか、性器を駄目にされて腑抜けになるという恐ろしい妖怪。
出現したら、咄嗟に足を交差させればある程度防ぐことができる。
水木先生の妖怪画のカタキラウヮに出てくる女の子は、かわいい。ちなみに、表記はカタキラウワが一般的。

○妖怪つぶやき020 大百足 メガムカデ妖怪
12,3cmぐらいのものなら私の家にもよく出てくるが、妖怪のものはそんな温いものではない。
伝説は意外にも各地に伝わっており、有名なものは滋賀や群馬の赤城山にある。中でも蛇との戦いの話が多い。
大体最終的に蛇が勝っているが、基本は足が多い分、百足のほうが有利だった。蛇の勝利には人間が介入している。

ツイッターの妖怪つぶやきまとめその①

この夏妖怪モノで何か一つやりたいなぁと思ってましたが、結局何もできてないので、ツイッターでつぶやいてる妖怪解説をここにまとめようかと思います。

※ 一部投稿したものから改変、追記されている部分があります。
※ ポケモン図鑑を意識してますので、やたらと句点が多いです。

○妖怪つぶやき001 つらら女 化けつらら妖怪
独身男がつららのような綺麗な嫁が欲しいと言ったら、化けて来た。
ただし、お風呂に入らせると消えてしまう。
雪女のおかげでイマイチ光の当たらない、可哀想な妖怪。
水木先生のつらら女は、怖い。
ウチにも来てくれると、すこぶる嬉しい。

○妖怪つぶやき002 一本ダタラ たたら踏み妖怪 
和歌山の熊野山中に出る一つ目一本足の妖怪。
実は、全国各地に似たような話が伝わっており、鍛冶神の零落した姿だったり
鬼の一種だったり、人を食ったり食わなかったり、様々。
ゲゲゲの鬼太郎5期アニメでは、妖怪四十七士和歌山代表となった。

○妖怪つぶやき003 のびあがり のびあがり妖怪
見上げるほど背丈が大きくなる、見上げ入道タイプの妖怪。四国を中心に全国的に出る。
見上げていると、喉元に噛みついたり、首を絞められることも。
ゲゲゲの鬼太郎では、同名の地下生物が登場する。
その見た目はベアード様と同等の、インパクトを与える。

○妖怪つぶやき004 天井下り ぶらさがり妖怪
夜中に天井からぶら下がる、毛むくじゃらの妖怪。あんまり近づきたくない。
実は女性であり、書物によると「美人にあらず」とあり、公式でブサイク扱いされてる、可哀想な奴。
しかし、「足洗邸の住人たち。」というマンガの天井下がりは、かわいい。
こんなこと書いてるけど、実は結構好き。

○妖怪つぶやき005 送り拍子木 拍子木妖怪
本所七不思議の一つ。「火の用心」と唱えながら拍子木を叩くと別の場所からもその音が聞こえる
という、日本らしいじわじわくる怖さの妖怪。
どうやら、ただの反響というわけでもなく、雨の日に拍子木を鳴らしてもないのに、聞こえる事があったとか。

○妖怪つぶやき006 ムラサ キャプt…じゃなかった、発光妖怪。
空飛ぶお寺の船長では、ない。島根県隠岐の島の海上に出る妖怪。
潮の中にただよう夜光虫の中にボーッと光ながら丸く固まっているものが、そう。
また、退散させるためのまじないもある。詳しくはwebで。
ケツアンカーとか、本当に関係ないから。

○妖怪つぶやき007 山おらび 山彦殺法妖怪
福岡県に伝わる妖怪。山で「ヤイヤイ」と叫ぶと山彦のように返ってきて、叫んだ人は死んでしまう。
割れ鐘を叩くと、回避できる。遊び半分でするもんじゃない。長崎や佐賀では、「オラビソウケ」という怪物が同じ事をしてくる。
実はまだ水木先生の妖怪画が無い妖怪。

○妖怪つぶやき008 大首 巨大生首妖怪
山口県などに伝わる、お歯黒をつけた大きな女性の首の妖怪。きっと、実際に出会ったらショックがでかい。
妖怪大戦争(2005)では、石橋蓮司さんがその役を務めた。
アニメゲゲゲの鬼太郎では、2期では真空を操ったり、3期では富士山を噴火させようとしたり、4期ではカルシウムの塊を吐いたりしていたが、5期ではついに提供やEDの一部でしか出なくなった。

○妖怪つぶやき009 煙々羅 珍妙煙妖怪
珍しい煙の妖怪。煙の中に人のような顔が見えたりすると、それ。
見つけるには無心でずっと煙を眺めていられるような上の空な人でないと難しい。
私なら見つけられそうな、気がする。

妖怪つぶやき010 辻神 交差点フェチ妖怪
中国地方や九州地方に伝わる。神とあるが、災いをもたらす悪神。
昔より、辻は異界への入り口とされていた。そのような場所に住みつく妖怪が、辻神である。
特に、T字路の突き当たりの家は、危ない。そのため、魔よけの石(石敢當)が沖縄や鹿児島で見られる。
水木先生の画では一旦木綿のような姿をしているため、アニメではそれを取り入れて登場している。

メルランとうにゅほ


メルラン・プリズムリバー
もっとメルランの絵は増えるべき。あと、神主は早く花映塚で言ってた3姉妹個別の曲作るべきwwwwwww

バカガラス
バカガラス
文「なんちゅう脆いカラスじゃ」


バカガラス差分
炎と煙とオーバーレイレイヤー無くした差分。
誰ぞ?

サラマン

Author:サラマン
痛い子です。基本的に絵の更新します。

東方とかゆめにっきとか妖怪とか相撲とかTHE BACK HORNとか天文とか野鳥とかその他様々なサブカル趣味を持っている。

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